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森内俊之九段が絶不調!?その原因は弟子の竹俣紅ってホント??

2016/12/02


森内俊之九段といえば、往年の将棋ファンの中では知らない人はいない人気棋士です。

あの羽生善治さんと名人戦などで死闘を繰り広げていた姿は脳裏に焼き付いています。

しかし、ここ最近その森内俊之九段が全く勝てなくなってしまったというのです。

その原因には弟子の竹俣紅さんの行動が??

今取り沙汰される様々な説を調べてみました。

 

森内俊之九段の今年度勝率が2割台?!?

出典:www.weblio.jp

森内俊之九段は1970年10月10日生まれの将棋棋士で、第一八制名人の資格を持っています。

羽生善治さんは第一九制名人ですので、羽生さんよりもはやく名人を5期獲得した凄いお方なのです。

しかし、2016年度に入ってからは不調に不調が続き、今年度はまだ3勝しかできていません。

現時点(2016年9月現在)では3勝13敗とまさかの勝率が2割台を切って

0.188

つまり、5回に4回以上負けている計算になります。

昨年度は21 勝 19 敗の5割2分5厘ですので、明らかに今年は絶不調となっています。

ではなぜ突然ここまで不調になってしまったのでしょうか。

※追記:10月現在では4勝14敗と勝率が0.222とやや上昇しましたが、以前として勝てていません。

 

 

唯一の弟子竹俣紅との不仲説が原因!?


出典:lineblog.me

 

実はこの不調の影にある噂が流れていたのでした。

竹俣紅さんと言えば、最近テレビでもよく拝見するようになった現役女子高生棋士です。

1998年6月27日東京都出身の18歳で、2012年中学2年生の時に女流3級となりプロデビューしました。

デビュー後はメキメキと頭角を表し、数々の棋戦で上位に食い込み、2015年の第1回女子将棋YAMADAチャレンジ杯では準優勝するなど非常に力がある女流棋士でした。

しかし、竹俣さんがあまり記録係を務めていないことがわかったことから

「竹俣紅は記録係をやりたがらないので、師匠の森内俊之九段に怒られた」という噂が流れるようになりました。

また竹俣紅さんの母親が

「ウチの子は記録係をするために将棋をやっているのではない」

と発言し、森内九段が激怒したとも噂されるようになりました。

このことで森内九段が精神的にダメージをくらって不調に陥ったという説があります。

また先ほど、弟子の竹俣紅さんがよくテレビで見かけると言いましたが、それは2016年4月1日にワタナベエンターテインメントに所属したからです。

その同タイミングの2016年4月1日から1年間将棋の公式戦は休場すると発表がありました。

表向きは受験勉強に専念するからということでしたが、実際は相当数テレビ出演をしていて

「竹俣紅は将棋を捨てて芸能活動に走った」

「現役女子高生棋士という肩書を利用して芸能人になった」

などと揶揄される事案が出てき始めました。

そんなネットの声が上がり始めたのと同時期に

「森内九段は竹俣紅が将棋を休んで芸能活動しているのに激怒している」

という噂が流れ始めました。

そのことによって精神的に不安定になった森内九段が不調になったという説があります。

 

竹俣紅さんとの不仲説自体が怪しくそれが不調の原因ではない

これらの話はあくまで「ネット上の噂」であり、そもそも竹俣さんが記録係を嫌っていたとか、母親が記録係をやらせようとするななど発言した証拠はありません。

たまたま竹俣さんのメディアへの露出が増えたことに対するあてつけがましいウワサ話ともとれます。

そもそも、弟子の活動1つ2つで精神的に不安定になるくらいの人なら、さらなる重圧がかかる名人戦などのタイトル戦を何年も戦ってこれたはずがありません。

つまり、これらの話は「真偽が定かで無い」ウワサ話にすぎないので、森内九段の不調の原因がこのことである可能性は限りなく低いということになります。

 

純粋な衰え

 

これが不調の原因の最たるものではないかと思われます。

かの有名な中原誠十六制名人も過去に

「45歳を過ぎた頃から、頭のなかの将棋盤が鮮明ではなくなってしまった」

と発言しており、45歳付近で衰えが来る場合があるようです。

実際、中原一六制名人も1993年の46歳の時を最後にタイトル戦登場はなくなりました。

つまり、このタイミングで脳の衰えがカクっと来てしまった可能性があります。

森内九段がかなりの不調になりはじめたのはちょうど45歳。大いにこの説はありえると思われます。

 

得意の戦型に陰りが?!

 

森内九段は居飛車・振り飛車もさすオールラウンダーと言われていますが、全盛期の森内九段を支えたのは

矢倉戦法

でした。

実はこの矢倉戦法ですが、最近はめっきり数が減ってしまっています。

それは先手矢倉に対する後手矢倉の優秀な戦法が発見されたり、以前定跡だった手が現在では不利になる(先手4六銀に対する後手4五歩の反発が先手不利という結論に至った)こともあり、先手矢倉はほぼ指されなくなってしまいました。

つまり、得意戦法の1つである矢倉に頼ることができなくなってしまったので、そこまで研究を深くやっていない戦型などを使わざるをえなくなっているのではないかという説です。

棋士なら主要戦法をまんべんなく研究しているので考えにくい

棋士は将棋のプロですから、もちろん主要な戦型や流行りの戦型などはしっかりチェックして研究しています。

勿論森内九段も日々研究を欠かさず行っていると思います。

そうでなければ名人8期、タイトル通算12期も獲得するような大棋士にはなっていません。

ですので、矢倉戦法に陰りが見えたと言ってもそれが不調の決定的なものになっているとは考えづらいです。

 

一過性のものかもしれないのでファンは引き続き応援しよう!!



出典:www.moriuchitoshiyuki.net

以上のように、「脳の衰えが来た」という説が濃厚であるようですが、これは一時的な不調なだけかもしれません。

ただここ数ヶ月調子が悪いというだけなら、また以前のような重厚な将棋を見せてタイトル戦にも戻ってきてくれるでしょう。

私も一ファンとして今後の動向を見守りたいと思います!!



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