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三浦弘行九段に対してまだ批判的な報道がある模様


三浦弘行九段の問題に対して第三者委員会が結論を出し、それに対して三浦九段側と連盟側が各々記者会見をして

問題は山積みだがこれからそれらを一つ一つ解決し新たな将棋界をつくりあげよう

という流れになりました。

連盟側の対応について疑問点ばかりですが、そのこととは別に

今後このような問題を起こさない

という共通認識のもと改善改革に取り組んでいくことになったわけです。

 

そんな中、三浦九段に対して「上から目線かつ信憑性に欠ける論調で批判するのはどうなのでしょうか」というのが今回の記事の趣旨になります。

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李下に冠を正さず…??

 

某大手報道機関の記事に

李下に冠を正さずをかみしめろ

というようなものを見かけました。

その内容は三浦九段批判ありきのもので、客観的に見ても

それはちょっと違うのでは

と思うようなものでした。

もちろんその報道機関や記者に対して噛み付くような意図はなく、あくまで私個人が疑問に思った点があるという前提の元でご覧くださいまし。

 

疑問点

まずは

李下に冠を正さず

これはある意味では正しいことではあります。

普通の行動を取っていたとしても、他人から見たら「怪しい」と捉えられてしまえば「疑念」が生じてしまいます。

 

ですが、今回の三浦九段も場合は疑念の最たるものであった

対局中の長時間の離席

がそもそも存在しなかったわけです。

ですので

 

長時間の離席という疑念を抱かれる行為自体が存在しなかった

 

つまり、疑念が浮上した事自体が不自然なことなのです。

それにもかかわらず、

 

疑われる行動をしたのだから今後は疑わしいことはしないように

 

とこのタイミングで発言する意図が私にはわかりかねます。

 

 

さらなる疑問点としては

高段の棋士は未だに三浦九段に疑念をいだいている

ある棋士は三浦九段と対局するのを快く思っていない

等の文言に対してです。

 

このような文言はこの記事にかかわらず目にした機会が何度かありましたが、その度に

 

じゃあそれ誰が言ってるのよ!!

 

そうツッコみたくなりましたね。

実名がわからない以上

その記事に登場する高段の棋士は本当に存在する棋士ですか

こういう疑問も浮上してきます。

もちろん

高段の棋士は○○七段です

とは公表しないでしょうからその記事内の棋士は誰かは結局わかりません。

つまり

記事の論調に寄せた匿名棋士の発言を取り上げることによって記事内容の妥当性(正当性)を強めることはできても、その(記事内の棋士の)発言が事実であるかどうかの信憑性は極めて怪しい

こういうことでしょう。まぁこれに関しては世の中の数多くのゴシップ記事などにも当てはまるものですが、今回のケースでは事情が違います。

三浦九段の問題に対してシロという調査結果が出て、三浦九段はある種の被害者であることが確定した今になって

 

  • 疑われることをした彼も大いに悪い
  • シロになったけど彼と対局したくない棋士も多くいるそうですよ

などと発言することは、今後の改革の揚げ足を取る行為にしかならないと思います。

そもそも三浦九段の同僚であるプロ棋士が「対局したくない」「彼には納得できない」という態度を取っていたとしたら、今後の将棋界の内部改革・刷新は難しいものになるでしょう。

 

それに加えて記事の締めくくりが

棋士たちは新年からは気持ちをいれかえて対局してほしい

とありますが、これに関してはもはやノーコメント……といった感じですね。

私にはそのような上から目線の発言は到底できかねます。

 

情報を咀嚼ししっかり考えたい

 

棋士が対局に専念でき、ファンもその対局を純粋に楽しむ

そのような単純な構図を取り戻せばいいたったそれだけなのです。

連盟の抜本的な改革は必要ですが、あらぬ外野の声に揚げ足を取られないように、我々ファンもしっかりと考えていかなければいけないのだなと思わせてくれました。

 



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