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三浦弘行九段記者会見:竜王戦や復帰について衝撃の事実が発覚


12月27日15時半より、三浦弘行九段がニコ生にて会見を行いました。

前日に第三者委員会が結論を出したことに対するものでありましたが、

三浦弘行九段としては納得できないのは当然のことでした。

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久々に表舞台に姿を表した三浦弘行九段

三浦弘行九段が我々ファンの前に姿を表したのは出場停止処分が下されてからは初めてではないでしょうか。

NHKなどの取材に答えている映像はありますが、「我々の前に」という意味ではやはり疑惑後初だと思います。

 

ニコ生は15時20分から始まりまして、多くの報道陣が詰めかけている様子がわかりました。

 

そして15時24分頃、三浦九段の登場

弁護士と師匠の西村一義氏も同伴していました。

見た感じ表情には疲れがにじみ出ており、かなり憔悴しきっているように見受けられました。

目の下のクマがこの3ヶ月の苦労を物語っていてファンからも心配する声が上がっていました。

 

 

まずは開口一番自分を信じてくれたファンに対して感謝と謝罪を述べました。

 

まず三浦九段は以下のことを述べました

7月26日の夕食休憩の時の離席

→実際なかったのでこの疑惑自体が出てくるのがおかしい

竜王戦挑決の時理事が見張っていた→何もなかったのなら竜王戦に出れなかったのはおかしいし残念

1月3日YAMADA将棋大会と4日の上州将棋まつり

→勝手にキャンセルさせられていたことが発覚 

 

これは………おかしいですよね??

というよりも、YAMADA将棋祭りで復帰するものとファンの皆が思っていたと思うのですが、それが連盟に勝手にキャンセルさせられていたのは

 

師匠の西村九段も

将棋界に50年以上いるけどこんなことは初めて。非常に残念。悪質なデマが飛び交って心配したが、第三者委員会で疑惑が晴れてホッとしている。

三浦九段は棋士の命である対局を止められたということなので早く対局に復帰してほしい。

以上の旨を述べました

 

代理人の弁護士の横梁さん

 

第三者委員会の結論に対して、連盟有利な結果になったのは仕方ないかと。

 

出場停止処分の妥当性に関しては不当な判断

 

委員会:処分当時三浦九段に対しソフト指し疑惑が強くあった

→一部棋士による一致率や離席の多さの指摘という内容の薄さ。そもそも長時間の離席はそもそもなかった。挑決3番勝負で理事が見張っていたが何もやましいことはなかった。ということは一部棋士の邪推にすぎない

 

委員会:竜王戦に出させた場合に大きな混乱が生じた

→竜王戦七番勝負では金属探知機が導入決定していたので不正が生じる可能性はなく、混乱は生じなかったはず

 

将棋界の権威が傷つける可能性があった

→根拠薄弱な証拠に基づいて挑戦権を剥奪をすることのほうが将棋界の信頼や権威を損ねたのではないか。

 

竜王戦まで3日だったので時間がなく仕方なかった

→他の選択肢として金属探知機の導入や 竜王戦挑決の時点で疑惑があったということなので、前々の段階から対策は練れたはず。時間がなかったというのは後付の理由にすぎない

三浦九段から休場の申し出があったから

→10月11日三浦九段は多数の連盟理事と多くの棋士から竜王戦自体と休場届の提出を求められた。

 

竜王戦が開催されないことになった

 

と言われた。

島理事から「それでいいか?」と言われた

もう竜王戦が開催されないのであるし、三浦を攻め立てて休場届を出すことを半ば強要されたので、その場では合意した。

 

第三者委員という立場で昨日の判断は理解できるが、妥当性はない

 

以上が弁護士から述べられた内容です。

 

これは新事実が出てきました……

開催されないということなので休場届を出すことを合意したのに、結局挑戦者を変更して竜王戦が開催されることが決定になっていたというのは、連盟側の落ち度どころの話ではありませんよね……

 

 

記者質問

 

以下は記者質問でのやり取りです。

 

 

連盟には今後金銭的な要求をするのか?

→弁護士:金銭的な損失もあったのでそれは当然入ってくる。もちろん謝罪も求めるか今後決めていく

 

個人に対する名誉毀損訴訟は考えていますか?

→弁護士:協議中です

 

渡辺竜王のことはどう思っている

→三浦:竜王戦で対戦する予定だったので残念。今まで沢山指してきたのに疑われたのはなんでだろうという気持ちで残念です。

 

将棋に対して今はどういう思いをもっているか

→三浦:2ヶ月半は将棋の勉強どころではなかったので、騒動が早く収まって今まで通りに復帰したい。結果を残したい。

 

そして何度も

難しいでしょうけど……竜王戦をやり直させてほしい

 

と訴える三浦九段を見ていたら何も言えなくなりました。

 

今後このような事件が起きないようにはどうすればいいか

→三浦:金属探知機などをしっかり導入して

処分の撤回を求めるのか?

→弁護士:将棋連盟側も今検討しているはず。その対応を見てから。

 

調査が長引いたことはどう思っていますか

→弁護士:竜王戦の終結を待ってからかはわからない。第三者委員会側も綿密な調査をしていたので。

 

今回の騒動に関して

三浦:家族が参ってしまってひどい目にあったのはなんとも心が痛んだ。擁護してくれる棋士やファンがいてくれてありがたかったが、推測で物事を言われたのは悔しかった。

 

もし時間がある方はタイムシフト等でこの会見をご覧になってみるといいと思います。

そしていろいろ考えてみてほしいなと思います。

 



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