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三浦弘行九段が2回目の反論文を表明!!その他にも新たな情報が

2016/12/02


今世間を賑わせている三浦弘行九段の将棋ソフト使用不正疑惑に関してまた新たな動きがありました。

三浦九段が再び反論文表明したというのです。

今回は週刊文春や週刊新潮で不正疑惑の話がリークされて以降の新情報についてまとめ、考察していきたいと思います。

三浦九段2回目の反論文

 

10月21日三浦九段側から報道陣向けに2回目の反論文の表明がありました。

※1回目の反論文に関しては以下記事を参照なさってください。

三浦弘行九段ソフト指し疑惑に反論!!このまま全面対決へ??

 

今回の2回目の反論文の内容は以下の通りとなっています。

 

一部マスコミにて事実と異なる内容が報道されているため、重要な点についてのみ誤りを指摘しておきたいと思います。

 まず、平成28年10月10日、連盟理事からソフト使用疑惑があるという理由により、翌日に理事などが集まるので将棋会館に来るよう伝えられました。私は、「渡辺さん(明・竜王)はこれから戦う相手なので呼ばないでください」と伝えました。数日後に竜王戦が控えていたため、私が疑われ、身の潔白を証明する場に渡辺さんが同席していると、対局に差し障りがあると考えたからです。しかし、私の要望に反して翌日の会議の場に渡辺さんは出席していました。

 次に、平成28年8月頃、三枚堂さん(達也・四段)と将棋の研究を行っていた際に、三枚堂さんがスマートフォンを用いて自宅のパソコンを操作しているのを目にしました。私は、そんなことができるのかと驚き「どうやっているの」と聞きました。彼は、私がパソコンに疎いことを知っていたため、詳しい説明はしませんでした。もちろん、私のスマートフォンに遠隔操作アプリをインストールしたことはありません。

 また、対局中に控え室などでスマートフォンの操作をしたことなどはありません。

 ちなみに、私はスマートフォンの提出を拒否した訳ではありません。そもそも、連盟はスマートフォンのみならずパソコンの提出すら望んでいませんでした。スマートフォンは、私が日常使用しますし、私の保有するパソコンを調べてもらえば、遠隔操作ソフトなどが導入されていないことは分かってもらえると思っていました。

 もっとも、現段階に至っては、自らの潔白を証明するため、私のスマートフォンと4台のパソコンを信頼のおける調査会社等に提出し、過去にインストール及びアンインストールされたソフトの内容や、電源のオンオフの日時などの解析を行ってもらおうと考えています。調査会社等の選定については、連盟が協議に応じてくれるのであれば、連盟と共に選定したいと思います。また、私は上記スマートフォンとパソコンしか持っていませんが、家族などのスマートフォンやパソコンなども調査対象に加えて欲しいと連盟が望むのであれば、進んでそれらも調査対象に加えたいと思います。後から別のパソコンなどが怪しいと言われても困るからです。そのうえで、解析結果を私や連盟が入手する前に、調査会社等から直接世間に発表してもらおうと考えています。

 本来これらの作業は、疑いをかけた連盟が実施すべきだと思います。なぜ、私が自らこのようなことを行わざるを得ないのかと思うと悲しくなります。私は単に今までどおり将棋を指したいだけなのです。

 一日でも早く連盟が不当な処分を撤回してくれるよう願ってやみません。

                   平成28年10月21日

                          三浦弘行

 

この内容をまとめてみると

  • 不正疑惑の聴取に渡辺竜王の同席を控えるようにお願いしたが実際は来た
  • 三枚堂四段にソフトの遠隔操作のことを聞いたが、実際に導入していたわけではない
  • スマホの提出を拒否していたのではなく、連盟側が提出を望まなかった
  • 自身のスマホを調査会社に提出する。やひいては家族の通信機器も出す

 

といったものになるかと思います。

これは20日に週刊文春や週刊新潮で三浦九段不正疑惑に関しての記事が出たことに対して出された内容のものだと考えられます。

実際にこの反論文で三浦九段が否定なされたことは、文春等でそのような事実があるかのようにリークされたものでした。

会議に渡辺竜王の同席を求めた、三枚堂四段に遠隔操作を習って使った?スマホの提出を拒否した などの事柄は三浦九段はすべて事実と異なることだと主張したのです。

 

今回の2回目の反論文から考えられること

この反論文によって三浦九段側が優位に立てた(といったら表現がおかしいですが)連盟側は非常に窮地に立たされました。

その理由を挙げてみると

  • スマホ提出拒否したのなら三浦九段が非常に怪しいままだったが、そもそも連盟側が提出を求めなかったので決定的な証拠を掴もうとせずに処分を下してしまった。
  • スマホを調査会社に提出すれば、ソフトのインストール履歴や使用履歴が判明するので三浦九段が使っていない証拠になる

といいうものです。

一部報道では三浦九段がスマホの提出を拒否したとされていましたが、むしろ連盟側がスマホ提出を望まなかったとなれば話はだいぶ変わってきます。

スマホ提出できないのはなにか三浦九段がやましいことがあるのか

と勘ぐる人も多かったと思いますが、そんなことはありませんでした。

連盟側がスマホ提出を望まなかったのは、ソフトの使用履歴やインストール履歴などの決定的な証拠をつかむ前に処分を下そうという方針の表れにほかなりません。これは以前とは少し状況が異なってきました。

また、三浦九段は不正をしていないという絶対的な自信があるのでしょう。そうでなければスマホを調査会社に提出すればすぐに様々な履歴が洗われ不正がわかってしまいます。

ですので、この調査会社がそのような履歴を見つけられなかった場合は三浦九段の白は相当濃厚となり、連盟側の処分に対して厳しい風当たりとなるでしょう。

さて、今後はどう動いていくことになるのでしょうか。



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