叡王戦 将棋

不戦敗で幻となった久保豊島戦が行われ、久保九段が圧勝!!


10月に久保九段の遅刻により不戦敗扱いになり幻となった

叡王戦決勝トーナメント久保利明九段vs豊島将之七段

の対局がエキシビションマッチとして行われました!!

果たして久保九段は時間通りに会場に姿を表わすのか……?!

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久保九段遅刻せず対局開始

 

あの衝撃的な事件から2ヶ月が経とうとしていた12月18日(日)

ついにあの幻になった対局が行われました

その委細をご存じない方はこちらをご覧になって下さいませ。

久保利明九段まさかの叡王戦に遅刻し不戦敗!!ニコ生で謝罪へ

そう、久保利明九段の遅刻で不戦敗となり行われなかった久保九段と豊島七段との1局がエキシビションマッチとして行われたのです。

今回の目玉は何と言っても

久保九段が定刻までに現れるか

というところでもありましたが、対局20分前にしっかりと対局室に姿を現しました。

対局相手の豊島七段も15分ほどまえに対局室に到着し、いざ幻の対局のスタートです!!

 

 

戦型は先手の豊島七段の居飛車に対し後手の久保九段の三間飛車という形に。

4三銀の上がりが早かったので、三間飛車でも藤井システム風味の三間飛車ですね。

その後26手目に凹九段が6二飛と6筋に飛車を振り直したので、三間飛車よサヨウナラ~となってしまいましたが。

 

今回の解説・聞き手はこのお二人

 

 

そう、山崎隆之前叡王藤田綾女流二段です。

この2人の組み合わせは非常に評判がよく、私も好きです。

軽快で明るい語り口のお二人のやりとりは棋戦をより楽しく盛り上げてくれますので、この組み合わせのファンの方も多いようです。

 

藤田「私は遅刻したことないですね~」

山崎八段「僕は1回だけです。会時代三段リーグの時に寝坊して不戦敗になってしまいました。隣でエレキギター弾かれてて耳栓して寝てたんですよー。それで電話かかってきてアッ………って。それで不戦敗になりました。」

 

藤田「1分切れ負け誰と指したいですか?阿久津先生はどうですか?という質問がきています」

山崎八段「阿久津さんも候補の1人ですけど最近結婚して幸せボケしてるんで反射ニブってるでしょう」

 

いろいろエピソードも聞けて楽しいですね。

 

早めの中盤は久保九段有利に

開始40分の時点ではもう中盤に突入

5、6筋をうまく捌いた久保九段が有利な展開になりました。

 

 

どんどん差は開いていきます。

そして局面は終盤、そして終局へ

形勢も後手の久保九段が有利→優勢へと差を拡大させます。

 

とうとう評価値も1000点を超えてしまいました。

人間同士での1000点は終盤に簡単にひっくり返ったりするのですが、この局面で豊島七段の持ち時間は4分、後手の久保九段の持ち時間は15分とわりとゆとりを残しているので逆転は相当厳しい局面です。

 

そして評価値も2000点を超え、80手の場面で先手の豊島七段が投了。久保九段の勝ちとなりました。

最後の場面に豊島七段が前傾姿勢のまま投了したので久保九段の反応が若干遅れ、山崎八段が

前傾姿勢からの投了はやめてくださいよ~準備時間を与えてあげましょうよ~

と、久保九段への配慮?と解説泣かせの投了タイミングにボヤいてました。

 

なんと、後手の久保九段の玉は終局まで居玉という珍しい対局でもありあました。

 

 

また、感想戦は久保九段豊島七段と解説のニコファーレを中継で繋いで行うというなかなかめずらしい形式で行われました。

普通の感想戦見ているよりもこっちの方が視聴者向けなのでわかりやすかった、なんて方も多かったのではないでしょうか。

ということで伝説の対局は幕を閉じました。

これが叡王戦本戦だったならば、今年の叡王戦もまた違った結末になっていたかもわかりませんね。

 



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