【叡王戦】佐藤天彦名人羽生善治3冠に勝ち決勝進出!!強すぎる!!
2016/12/02
11月14日、叡王戦準々決勝&準決勝が行われ、14時からの準々決勝佐藤天彦九段対丸山忠久九段は佐藤天彦九段の勝ち、19時からの準決勝佐藤天彦九段対羽生善治九段も佐藤天彦九段が勝ち、見事叡王戦決勝進出を決めました。
1日2局指して2局とも勝ってしまうその強さに感嘆の一言です。
さらに準決勝は入玉模様の非常に珍しい局面になりました。
この日2局目にもかかわらず疲れを感じさせない強さ
14時からの準々決勝で丸山忠久九段に快勝した佐藤天彦名人は終局から2時間ほど後に行われた叡王戦準決勝で羽生善治3冠と対戦しました。
叡王戦準決勝は佐藤天彦名人が羽生善治三冠に勝利。羽生名人の積極的な攻めに対し、佐藤名人が辛抱強い指し回しで入玉に成功。安定感のある横綱相撲でした。決勝三番勝負を制すると、来春は名人戦の初防衛戦と並行して電王戦を戦うことになるのでしょうか。
— 村瀬信也 (@murase_yodan) November 14, 2016
序盤は矢倉模様になり、じっくりとした内容になるのかと思いきや、羽生3冠が思い切った端からの攻めを見せます。
しかしその攻めも続かず、逆に手薄となった1、2筋から玉の侵入を許してしまいます。
そして細々と攻防が続いた124手目、もはや後手の佐藤天彦名人がベルリンの壁並の壁を作ります。

な………なんじゃこりゃ!!
持ち時間の短い棋戦でこのような形になるのは珍しいです。
これは先手の羽生3冠としては入玉を半ば許してしまう形となってしまい辛い展開となってしまいました。
しかし羽生3冠も諦めません。
149手5五馬の場面
先ほどの場面よりはやや先手が持ち直したように見えます。

ですが依然として先手優位は変わらず。徐々に先手玉は追い込まれていきます。
そして161手目、とうとう先手の羽生3冠が8六歩と指し入玉を目指し始めます。

これには対局視聴者達の間からも驚きの声があがりました。
相入玉ということになればさらなる持久戦が展開されるかもしれないですからね。
ここで視聴者も運営側も疲れたのか、よくわからないアンケートが突如実施されます。

ん?? ノ………??へ………??
なんじゃこりゃと思っていたらこれは
羽生九段が入玉できると思うかどうか
のアンケートだったようです。
そして184手目後手の佐藤天彦名人の6八同桂成を見て羽生善治3冠が力なく投了しました(投了図)
投了図

これで佐藤天彦名人は千田翔太五段との叡王戦決勝戦3番勝負へと駒を進めることになりました。
佐藤天彦名人は1日2局、特に2局目は184手入玉模様の超難解な将棋を勝ちきるという凄まじいい体力・気力(棋力も)・精神力を見せてくれました。
将棋ファン熱望の
羽生善治vs ponanza
は残念ながら叶いませんでしたが、佐藤天彦名人の決勝戦3番勝負、果てはponanzaとの電王戦が楽しみになりましたね。