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Apery開発者平岡さんが語る開発秘話から見えるものとは


将棋ソフトとして今では知らない人はいないであろう

Apery

その開発者の平岡さんが自身のブログで、将棋ソフト開発について詳細に語ってくれていました。

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コンピューター将棋開発の世界

当該記事はこちらになります。

コンピュータ将棋開発の思い出を振り返ってみた。 ーbuoyance

 

非常に素晴らしい内容だったので是非とも一読することをオススメします。

bonanzaのソースコードを読むことからはじまり、度重なる試行錯誤、初めての出場コンピュータ選手権の思い出などaperyの歴史をそのまま見ている感覚になりました。

やはり読んでいて思ったのは

平岡さんはaperyに誇りをもっているのだな

という点です。

以前にも同じようなことをおっしゃっていたような気がしないでもないが、aperyのライブラリを使って大会に出場するソフトが結構いるということ。それに対して

aperyライブラリ使ったソフトには全部勝ったぞ!

という風におっしゃったのは、開発者としての誇りとコンピュータ将棋界全体の確立への想いが色濃く表れたものだったように思えます。

そこには、コンピュータ将棋という新たな世界を切り開く楽しさの虜となった1人の人間がいるというだけではなく、その世界の未来のために必要なことをしっかりと提言してくれる先導者たる姿があります。

平岡さんは

Aperyは趣味ベースだから今後開発を進めるかわからない

とおっしゃっていて、今後さらに進化したAperyを見れるかわからないのは非常に残念なところではあります。

しかし、自身の体験した将棋ソフトを開発する楽しさや得たものを語り、その上で将棋ソフトの世界の未来を作ってくれる新たな可能性の芽を開かせようとしています。

その心意気に触れて将棋ソフト開発の世界に飛び込む人間が現れれば、より面白いコンピュータ将棋世界が見えてくるやもしれませんね。

 

コンピュータ将棋によって将棋界がより面白いものになるか、それともプロ制度を消滅させるものになるか、未来は全く見えませんが進歩がなければ変化も生じません。

コンピュータ将棋がどのような未来を見せてくれるのか、楽しみになってきました。

 



 

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