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北方領土に日本人はいたのか。そして現在はいるのか


こんにちは。

今回は「北方領土」に日本人はいたのか、また今は住んでいるのかを調べてみました!

まずは北方領土に関しての歴史に触れ、そのことを絡めてご説明したいと思います。

北方領土とは

出典:http://hoppou-gifu.jp/about/index.html

 

北方領土とは「北方四島」のことを指します。

この四島とは、歯舞群島・色丹島・国後島・択捉島の4つの島(または群島)のことです。

面積としては福岡県とほぼ同じくらいです。

基本的にはこの4島が北方領土と言われていますが、学者や有識者の中には、千島列島の20島も北方領土に含むなどの認識をもっていらっしゃるいます。これは

内閣設置法 (平成十一年法律第八十九号)第四条第一項第二十四号に
「政令で定める北方地域は、歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島及び内閣総理大臣が定めるその他の北方の地域とする。」
という記述があり、その「内閣総理大臣が定める他の北方の地域」に千島列島の20島も含まれているという解釈をしているためと思われます。また、サンフランシスコ条約において、千島の20島の所有権が曖昧で確定なされていないということも論拠としている場合もあります。

しかし、日本政府が「北方領土問題」としてロシアと返還交渉を行っているのが北方四島であり、また、一般的にもその解釈であるのでここでは北方領土を歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の4島であると言っていいでしょう。

第2次世界大戦前は日本人が住んでいた

第2次世界大戦の前までは北方領土には多くの日本人が住んでいました。もちろん「日本」ですから当然と言えば当然なのですが。

終戦時での各島の人口を見てみましょう

択捉島:別村2,258人 紗那村1,001人 蕊取村349人の合計3,608人

国後島:7,364人

色丹島:1,499人(1940年国勢調査) 1,083人

歯舞群島:5,281人

参考:http://www.chishima.or.jp/info.htm 

以上を合計すると、少なくとも1万7000人の日本人が居住していた計算になります。主な産業は漁業だったので漁関係でそれなりに栄えていたようです。

※実際は兵役などで島を離れた人もいるかと思うので、もしかしたら実際にはもっと多くの人が居住していたのかもしれませんね

つまり、第2次世界大戦前までは多くの日本人が住んでいたんですね~

終戦後、ソ連によって占領。日本人は追放された

しかし終戦後、日ソ中立条約を一方的に破棄したソ連軍によって占領されます。

そして、日本人の軍関係者はシベリアに抑留、民間人は島を追放という形を取られ、とうとう北方四島から日本人がいなくなってしまいます。

その後旧ソ連はロシア人を入植させて実効支配をします。それが現在まで続いているという流れになってます。

つまり、現在は北方領土に住んでいる日本人はゼロということですね。

もちろん、北方領土に居住していた人々のの2世3世の中には、北方四島へ移住するものが出てきました。

このため、日本人旧島民の2世3世4世は若干名北方四島に居住しています。

しかし、彼らはロシア国籍なので(一応ロシアの実効支配下なのでロシア国籍でないとダメ)純粋な日本人(日本国籍)ではありません。

でも、「日本生まれの日本人」という意味では2世・3世などの方々も「北方領土に住む日本人

と言えるのではないでしょうか。

 

日本人は住んでいる

以上のように、現在の北方領土には日本人は住んでいないことが判明しました。しかし、日本で生まれた「2世・3世」の人で、北方領土に入植(移住)した方々は、ロシア国籍ではあるけど「日本人」であると言っていいように思いました。

なので、「戦前は大勢の日本人が住んでいた。しかし、戦後は日本人は追い出され、現在は、移住したわずかな日本人が居住している」と結論づけることができました。

 

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