オリンピック

東京オリンピックでは「マメができないシューズ」が活躍?


こんにちは。

今回は東京オリンピック(東京五輪)で日本選手を影から支えた「マメができない魔法のシューズ」について調査しました!!

マメができないシューズはアシックス製

いわゆるマメができない魔法のシューズとは、アシックスが開発した

「マジックランナー」

のことです。

ではまず、このシューズができるまでの波乱の経緯を紹介します!

1949年鬼束商会の設立から始まった

この物語のはじまりは1949年、鬼塚喜八郎氏が戦後の神戸の無法状態に危機を感じていた時に、当時の兵庫県の教育委員会で体育保険課長の堀氏に出会ったことから始まります。

「健全なる身体に健全なる精神が宿る、との格言があるように、教育の原点は、心身ともにバランスよく成長すること。知育・徳育・体育と三位一体となって育成できるスポーツが最適である。スポーツマンシップを根幹にスポーツで鍛えることで、青少年は立派に育つ。だから、君はスポーツの振興に役立つ仕事をしたらどうだ」
堀はそんな話をとうとうと鬼塚に話した。話を聞いた鬼塚は、スポーツの素晴らしさに感激。それ以降、「スポーツによって、青少年達を立派に育てる」ことに、一生を費やす覚悟を決めた。また堀は「スポーツ振興に役立つスポーツシューズを作れ」と勧めた。「いま少年達は、裸足でスポーツをしている。スポーツをしたくても、足を痛めたりして困っている。だから良いスポーツシューズを作ればそのシューズで彼らが立派に育っていくんだ。どうだ、やってみないか」。

 その話を聞いた鬼塚は、「そうか、分かった!俺の半生はスポーツシューズに賭ける。青少年たちにスポーツシューズをはかして、彼らがスポーツを通じて立派な人間になることを手助けするぞ!」、そう心に誓った。

出典:http://www.nippon-shacho.com/interview/in_asics/

こうして鬼塚さんは戦後復興と青少年の健全な育成のためにシューズを作りはじめました。

魔法の靴の原型ができる

鬼塚さんははまず、床で滑らないバスケットシューズを作ろうと考えました。その時ヒントになったのは、夕食時に見たタコ!そのタコをヒントに1950年、靴底が吸盤状のバスケットシューズ「オニツカタイガー」を発売しました。当時「滑らない!」と評判になったといいます。

タコをヒントに、って着眼点がすごいですね。当時の靴がツルツルと滑るものだったこともあり、このように大胆で斬新な発想がうまれたのかもしれませんね。

マラソンシューズに着目→「マメができない」シューズの開発へ

この次は、マラソンシューズの開発に乗り出しました。

当時のマラソンの世界では「マメ=できて当然」という風潮がありました。風潮というより事実といったほうがよいかもしれません。

そんな現状を知った鬼塚さんは、1953年からマメのできないマラソンシューズを作ろうとマメの構造を研究しはじめます。

そして、研究の結果、地面と接触することで発生する衝撃熱が原因と判明します。

そこで、1956年に「オニツカタイガー」を発売します。それはオリンピック選手にも採用されました。

そして改良を重ねた1959年靴に空気穴を開けて通気性を確保したマラソンシューズ「マジックランナー」を発表します。これがいわゆる東京オリンピックの時に活躍した「マメができない靴=マジックランナー」の雛形です。

そのマジックランナーを使用した選手は1960年のオリンピック・ローマ大会で、金・銀・銅の合計7つのメダルを獲得しました。

このころから徐々に有名になっていき、1964年東京オリンピックでは、同社のシューズを使用した国内外の選手が、なんと46個ものメダルを獲得しました!46個てものすごい数ですね・・・

この時、日本のマラソン選手の 円谷幸吉さんが特注のマジックランナー」を履き、銅メダルを獲得しています。

さらに、1968年のメキシコオリンピックでは君原健二選手が着用し、銅メダルと銀メダルと獲得しています。

これらのことから「マメができないシューズ」「魔法のシューズ」とよばれるようになったんですね。

当時のマラソン界にしてみれば衝撃の出来事で、マラソン以外のマメができないと好評でスポーツでも使われたっていうのがすごいことですね。

まさに鬼束さんの強い想いが形になった結果だと思います。

(参考資料:http://www.ntv.co.jp/don/contents03/2010/09/1918929.html)
(参考資料:http://www.nippon-shacho.com/interview/in_asics/)

マメができない魔法のシューズは東京五輪で活躍した。でも他でも大活躍だった

東京オリンピックをの選手を支えた「マメができない魔法のシューズ」ですが、asics(旧オニツカ株式会社)の鬼塚社長をはじめとする社員全員の「魂のシューズ」と言えるような素晴らしいものでした。

今回は最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。




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